恋の魔法と甘い罠~おまけSS
◇
「何でこんなもの持ってるの!?」
会社には必要のないものを手にして後処理をしている晴希さんを見ながらそう言うあたしに、晴希さんは口許を緩ませる。
「最初からこうするつもりだったから」
「!」
「だってさ、帰ってからじゃ、俺疲れすぎて玲夢のこと抱けねえんだもん」
確かに日付が変わる頃に帰ってくる日もあるし、早かったとしても仕事を持ち帰ってきたり、疲れすぎてそのまま布団に入って寝ちゃうことがほとんどだけれど。
でもでも、普通は会社でそういうことをしようって考えなくない?
「玲夢だって本当はこうされたかったんだろ?」
「え……」
「何でこんなもの持ってるの!?」
会社には必要のないものを手にして後処理をしている晴希さんを見ながらそう言うあたしに、晴希さんは口許を緩ませる。
「最初からこうするつもりだったから」
「!」
「だってさ、帰ってからじゃ、俺疲れすぎて玲夢のこと抱けねえんだもん」
確かに日付が変わる頃に帰ってくる日もあるし、早かったとしても仕事を持ち帰ってきたり、疲れすぎてそのまま布団に入って寝ちゃうことがほとんどだけれど。
でもでも、普通は会社でそういうことをしようって考えなくない?
「玲夢だって本当はこうされたかったんだろ?」
「え……」