恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「あ、やっ……んんっ」


「それに、ここ」



今度はスカートの裾から太股をなぞるように晴希さんの手が入ってきて、下着越しに触れる。



「んんっ」


「ここだってすっげえ気持ちいい~って主張してる」


「ちがっ!」


「ん? 違うの?」


「……」



……違わないけど。


そんなこと面と向かって言えない!



「玲夢の全部が俺を誘ってくんだよ」


「……」



確かに今晴希さんが言った通り、あたしの身体は反応してしまっているけれど、


でもでも!


元はと言えば、晴希さんが“ぎゅっ”だけで済まさず、いろいろしてきたからじゃないの!?


と言いたい。
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