恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「や、やらない!」


「何を?」


「な、何って……」


「トランプ? それともセック……」


「なっ!」



言いかけた言葉を塞ぐように両手を晴希さんの口に当てる。



「ひゃあっ!」



けれどそんなあたしの指をうまく口に含むと、つつつーっと舌でなぞり始める。



「やっ! ちょっ、晴希さんっ!」



慌てて手を引っ込めるけれど、晴希さんの手があたしの手首を掴む方が一瞬早くて、そのまま指への愛撫を続けられてしまった。
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