恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「玲夢ちゃんって気持ちが顔に出やすいよなぁ。晴希のことを考えてるっていうのが丸分かりだもんな」



そんな風に言われると、全く悪い気がしない。


つーか、めちゃめちゃ嬉しい。


そんな気持ちが顔に出ていたのか、凪はくすりと笑う。



「晴希もわかりやす」


「は?」


「顔がめちゃくちゃにやけてる」



そう言われて、慌てて右手で口許を覆う。


自分でもにやけてるっつー自覚はあったけど、人に言われるとすんげぇ恥ずかしい。



「こうやって端から見てるとさ、晴希も玲夢ちゃんもお互いに想い合ってるのがよくわかるから、そんなに心配することもないと思うぞ」
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