恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「まあでも、男と二人で行かないでくれた方がいいに決まってるけどな」


「……うん。ごめんね」


「もう謝んなくていいって。これから気を付けてくれればいいから」


「……うん」



しゅんっと眉を下げた玲夢だけど、俺が今こんなに余裕な気持ちでいられるのは、本当に凪のお陰だなと思う。


今後玲夢が男と二人で飲みに行くいう状況をわざと作ることはねーと思うけど、あってもきっと俺が不愉快な思いをするようなことはしないと思う。


つーか、部長と行ったときのことはしょうがねーと思う気持ちもあるし。


だって俺でも『玲夢のことで話がある』なんて言われたらついていくと思うから。
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