恋の魔法と甘い罠~おまけSS




柊晴を寝かせたあと、そのまま俺らも布団に入る。



「寝みぃ?」


「うん。少し」



夜寝て朝起きる俺と違って、今の玲夢は一緒に寝ても、朝までの間に柊晴に何度か起こされる。


その度に母乳をあげたりおむつ交換をしたり……。


睡眠をかなり削られていると思う。


それでも今はだいぶ楽になった方で、柊晴が四ヶ月くらいまではなかなか寝てくれなくて、夜な夜な抱っこしっぱなしであやしていたときがあった。



「晴希さんは?」


「ん?」


「最近また忙しそうだし、家でも仕事したりしているでしょ? ちゃんと睡眠とれてる?」



心配そうに眉を下げながら俺の顔を覗き込んできた玲夢に、どきんっと鼓動が跳ねる。
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