恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「玲夢っ」



晴希さんのその余裕のない声と同時に、あたしの中に熱い昂りが挿入ってくるのを感じて、身体中が湯たんぽにでもなったかのように熱くなっていく。



「晴、希さっ……好きっ」



思わずこぼれた心の声に、あたしの中の晴希さんがさらに質量を増す。



「おまえ、それずるいって」


「え」



動きを止めて、はぁーっと息を吐きながらあたしの胸に顔を埋める。


そのまま膨らみにちゅっとキスを落としてから顔を上げた晴希さんは、



「まあ、俺の方が好きだけどな」



微笑みながらそう言って、また腰を揺らし始める。


そのまましがみつくように晴希さんの首に腕を回しながら、晴希さんから与えられる快楽の波に呑まれていった。
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