恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「これからも一緒にいてくれよな」


「はい、ずっと一緒にいます」



涙でぐしゃぐしゃになってしまった顔を上げて、笑顔を向けながらそう答えると、晴希さんも瞳を細めて頬を緩ませながら、そのまま距離を詰めてきた。


日付は変わってしまったけれど、24歳のこの誕生日が、あたしにとって今までで一番幸せな日になったことを実感しながら、晴希さんから与えられる甘く蕩けるようなキスを受け続けた。





fin.
< 74 / 379 >

この作品をシェア

pagetop