恋の魔法と甘い罠~おまけSS
「だから……な?」



わずかに細めているのに熱がこもっている瞳で見つめられながらそう言われると、あたしも胸の中ではそうしてほしいって思っていたからか、晴希さんの首に腕を回してこくんと頷く。


そんなあたしにふっと笑みを漏らした晴希さんはゆっくりと距離を詰めて、そのまま唇を合わせてきた。


さっきのようなやさしいキスではなく、最初から咥内に侵入してきた舌は息継ぎができなくなってしまうほどに激しく暴れまわっていて。


その上肌を滑っていた手が膨らみに到達して、時々掌で頂きを掠めながらやわやわと揉みしだいてくる。


そんな晴希さんに、あたしの身体は一気に熱くなる。



「んっ……は、るき、さっ……」
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