恋の魔法と甘い罠~おまけSS
◇
腕枕をされながらもふわりと抱き締めてくれている晴希さんは、既にすやすやと寝息をたてていて。
やっぱり疲れていたんだなーって思う。
けれどこうやってくっついていられるのは本当に幸せ。
外ではクールな表情を見せていることが多いし、女の人がキャーキャー言うほどに色気を醸し出したりしているんだけれど、今目の前で眠っている晴希さんはちょっぴり幼く見える。
そのギャップがまたいいなと思ってしまうんだけれど。
瞼にかかる髪をそっと指で掻き分けると、晴希さんは「んん」と声を漏らしながら眉をしかめる。
その姿がまたかわいくて。
ふっと笑みが漏れた。
そしてそのまま距離を詰めてちゅっと口づける。
「晴希さん、おやすみなさい」
そう言いながら頭に浮かんできたのは今日の晴希さんの誕生日のこと。
昨年一緒に祝えなかった分、今年はめいっぱいお祝いするんだ!
そんな想いを胸に抱きながら、そっと目を閉じた。
fin.
腕枕をされながらもふわりと抱き締めてくれている晴希さんは、既にすやすやと寝息をたてていて。
やっぱり疲れていたんだなーって思う。
けれどこうやってくっついていられるのは本当に幸せ。
外ではクールな表情を見せていることが多いし、女の人がキャーキャー言うほどに色気を醸し出したりしているんだけれど、今目の前で眠っている晴希さんはちょっぴり幼く見える。
そのギャップがまたいいなと思ってしまうんだけれど。
瞼にかかる髪をそっと指で掻き分けると、晴希さんは「んん」と声を漏らしながら眉をしかめる。
その姿がまたかわいくて。
ふっと笑みが漏れた。
そしてそのまま距離を詰めてちゅっと口づける。
「晴希さん、おやすみなさい」
そう言いながら頭に浮かんできたのは今日の晴希さんの誕生日のこと。
昨年一緒に祝えなかった分、今年はめいっぱいお祝いするんだ!
そんな想いを胸に抱きながら、そっと目を閉じた。
fin.