腹黒王子に秘密を握られました
第四章 我が聖域は立ち入り禁止
□第四章 我が聖域は立ち入り禁止
「はぁーよかった。すごいよかった」
私は新幹線の座席に座りながら、ゲットしたお目当ての缶バッチを見てニヤニヤと口元を緩める。
欲しかった一番好きなキャラと、その幼馴染みのキャラ。
ふたつともゲットできて大満足だ。
それにしてもやっぱり映画はいい。
テレビシリーズもいいけれど、作画の気合の入り方が違う。
どのカットを見ても線が綺麗だし、どのキャラクターもかっこいいし。
音楽もよかったし、サントラとか出ないのかな。
なんて思いながら映画のパンフレットを眺める。
ちなみに今日で映画を見たのは三回目だし、パンフレットは二冊目だ。
一冊は保存用にちゃんと家にとってある。
「さっきから、俺のことは完全無視だな」
パンフレットを熟読する私のを見て、隣の座席に座る金子が不貞腐れたようにため息をついた。
「あ、金子さん。映画どうでした?」
そういえば、ずっとひとりで映画の余韻にひたってしまっていた。
慌てて金子に感想を聞いてみる。
「はぁーよかった。すごいよかった」
私は新幹線の座席に座りながら、ゲットしたお目当ての缶バッチを見てニヤニヤと口元を緩める。
欲しかった一番好きなキャラと、その幼馴染みのキャラ。
ふたつともゲットできて大満足だ。
それにしてもやっぱり映画はいい。
テレビシリーズもいいけれど、作画の気合の入り方が違う。
どのカットを見ても線が綺麗だし、どのキャラクターもかっこいいし。
音楽もよかったし、サントラとか出ないのかな。
なんて思いながら映画のパンフレットを眺める。
ちなみに今日で映画を見たのは三回目だし、パンフレットは二冊目だ。
一冊は保存用にちゃんと家にとってある。
「さっきから、俺のことは完全無視だな」
パンフレットを熟読する私のを見て、隣の座席に座る金子が不貞腐れたようにため息をついた。
「あ、金子さん。映画どうでした?」
そういえば、ずっとひとりで映画の余韻にひたってしまっていた。
慌てて金子に感想を聞いてみる。