ワケあり恋愛事情⁉︎
「おい、SPまでいんぞ!」


「やべーよ、逃げよーぜ」


戦っていた3人組は自分達が不利だとわかってすごいスピードで逃げていく。


残された私達。


「どうしよう…」


郁斗は訳がわかっていなくて、私とお爺様とを交互に見つめる。


「菜々保…事の重大さを…わかっておるな?」


いつもと違う…厳しい表情。


「はい…申し訳ありません」


私は無断で家から逃げ出した。


郁斗を危険に合わせた。


お爺様やおねえちゃん、使用人のみんなにも迷惑をかけた。


全部私のせい。

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