ワケあり恋愛事情⁉︎
「な…菜々!」


「あ、ごめん」


考えごとに夢中になりすぎたみたい。


「公園、通り過ぎようとしてるぞ?」


「え?」


言われて周りを見渡すと、私の左側に公園。


チャームもその公園に入りたくて私を引っ張っている。


「あ」


「…ぷっ」


私は吹き出す郁斗を無視して公園へ入った。

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