キス、のち涙。
「と、友達なのに・・・・・・。」

「ハア?」

「何て言ってるの?聞こえない。」


震える声で言う。


「と、友達なのにひどいよ!!!」


そう言ったとき、教室が静まり返った。

皆、私たちの方に注目している。


怖くてビクビクしていると・・・・・・。



「・・・・・・プッ。キャハハハハ・・・・・・!!!」

「?!」


突然、みーちゃんが大声で笑いだした。


「アハハハハ・・・・・・!」


りーさも、大声で笑いだした。
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