キス、のち涙。
「長谷川大河は、あんたのことをずっと好きだって、ずっと前から噂になってたからね!」

「ま、私とみーちゃんは、あのイケメン王子の長谷川大河のこと、入学当初から狙ってたもん。」

「だから、あんたを利用して、長谷川大河を手に入れようと思ってた。」


そんな・・・・・・。

長谷川君に、近づくため・・・・・・?


私とは・・・・・・「友達ごっこ」の関係・・・・・・。


「だから、あんたが長谷川大河と秋元祥吾と二股してるって聞いた時、すっごく腹が立ったの!!!わかる?!!」


みーちゃんとりーさの顔が、さらに強張る。
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