キス、のち涙。
「ちょっと、綾羽!!!」

「・・・・・・な、何?」


まず最初に、みーちゃんが話しかけてきた。


「何で秋原も一緒のグループなのよ!」

「さ、誘おうって決めて・・・・・・。」


次に、りーさが話しかけてきた。


「誘わなくていいのに!あんな奴と一緒とか、全然おもしろくないから!!!」


「そ、そこまで言わなくても・・・・・・。」



「・・・・・・マジで綾羽、鈍感な上に良い子ぶっちゃって。」


みーちゃんがマジ切れして、りーさの腕を引っ張って、ホテルのロビーに向かった。


・・・・・・私、良い子ぶってなんかないのに・・・・・・。

私は一人で寂しく、ホテルのロビーへ向かった。
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