キス、のち涙。
「・・・・・・マジなの?」



みーちゃんとりーさの顔が、どんどん強張ってきている。

怖い、けど・・・・・・。

もう、後戻りなんてできない・・・・・・。



「本当だよ・・・・・・。」



二人の顔は、まだ怖いまま。

でも・・・・・・先に、りーさがにっこり笑った。



「そうだよね。綾羽は嘘つくような子じゃないよね。疑ってごめんね。」


りーさがそう言うと、みーちゃんにも笑顔が戻った。


「だよね!疑ってマジごめんね~!」



「あ、う、ううん・・・・・・いいよ。」
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