キス、のち涙。
「乗って。」



秋原君はそう言いながら、にこっと笑った。


優しくて、フワフワした笑顔に・・・・・・またドキドキしちゃう・・・・・・。



「じゃ、乗らせていただきます・・・・・・。」



秋原君の後ろに乗って、お腹に手を回す。






カタカタと、自転車が動く。
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