キス、のち涙。
「・・・・・・もっと、腹に手ぇ回して。」

「え?」

「危ないから。」



「わっ!」



秋原君が私の手を掴んで、お腹に手を回すようにする。


ど、どうしよっ・・・・・・!

ヤバい・・・・・・!


秋原君の手、温かくて大きい・・・・・・。




「・・・・・・心臓の音、すごすぎ。」

「え?」

「聞こえてる。」




「?!」
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