今のままで
クリスマス・プレゼント
目を覚ますとそっとベットからでる。
カーテンを開けると一面真っ白。
「うわぁー」と歓喜の声を上げる。
「ホワイトクリスマスだな?」と郁斗が後ろから抱き寄せてくれる。
「ごめん…起こしちゃった?」
「いや、目覚ましてたよ」と私の首筋に唇を這わせる。
「ん……ダメ…」
「今日、店定休日だろ?」
郁斗はキスをしながら器用にパジャマのボタンを外す。
「うん…ぁ…いく…と…仕事…でしょ…」
「昼からだから大丈夫」
郁斗に抱えられベットに戻る…
2人で遅めの朝食を摂る。
「郁斗、仕事はいつ迄?」
「あぁ30日まで、年明けは3日から仕事。美寿々は店いつまで?」
「29日までで、年明けは3日までお休み」
「そうか、はいこれクリスマス・プレゼント」
「え?」31日発の沖縄への航空チケットだった。
「ちょっと日にち短いけど行こう」
「嬉しい。初めてだね?郁人と旅行行くの、お母さんも行けると良かったのにね?」
「美寿々…」
郁斗はがっかりしてるみたい?
「ん?どうしたの?」
「あのさぁお袋を大事にしてくれるのは嬉しいけど、もっと二人の時間もっと楽しもうよ?おれお袋にヤキモチやきそう…」
「え?ごめん…」
「まぁ良いよ美寿々が優しいのは知ってるからさ」と微笑む。
「で、美寿々は今日は何するの?」
「うん…ちょっと行きたい所があるから出掛ける」
「そっか気をつけて出かけろよ?足元滑るからな」
「うん」
郁斗が仕事に行くのを見送ると私は病院に出掛けた。
「おめでとうございます。妊娠7週目ですね」と先生に言われる。
やっぱり…
最近胃がムカムカするし生理が遅れていたからもしかしてと思って産婦人科で診てもらった。
郁斗喜んでくれるかな?
病院の帰りに買いもをして帰ろうと街を歩いているとベビーショップのウインドに飾られたベビー服に目が行く。
「可愛い」
まだ膨らんでもいないお腹を触る。
「あなたは男の子それとも女の子?ううん…どっちでも良いよ元気に生まれて来てくれたら」
今日はお鍋にしようと野菜やお肉を買ったら重たくて大変だった。
「あー重たかった」
少し休憩しよう。
ソファーに横になると眠気が襲ってきて少しだけと思っていたら体を揺すられた。
結構な時間寝てしまったようだ。
「美寿々、こんな所で寝てると風邪引くぞ?」
「郁斗お帰りなさい。早かったね?すぐにご飯の用意するから」
「今日はなに?」
「クリスマスだけど鶏団子鍋だよ」と笑う。
「七面鳥の丸焼きじゃなくて鶏団子鍋か」と郁人も笑う。
「鍋のシメはやっぱり雑炊だよな?」っと郁斗は言って鍋を空っぽにした。
「郁斗、あのね…」
「ん?どうした?」
「えーと…赤ちゃんできたみたい」
「みたい?」郁斗は首を傾げる。
「ううん…赤ちゃん出来た」
「マジ?」
「郁斗…どうしよう?」
「どうしよう?って、美寿々何言ってるんだよ?産むに決まってるだろ?最高のクリスマス・プレゼントだよ」
「良いの?」
「バカ、いいに決まってるだろ?」
郁斗は椅子から立ち上がると私の元へ来て抱きしめてくれた。
そして「俺の子を産んでくれ」と耳元で囁いた。
私は「うん」頷いた。
「美寿々、あんな重たい買い物したらダメじゃないか!?」
「はい、気を付けます…」と肩をすぼめた。
「沖縄の旅行キャンセルしなきゃな」
「えー行けないの?」
キャンセルと言われがっかりする。
「当たり前だろ妊娠してるのに飛行機に乗れないだろう?」
「はーい…」と肩を落とす私に郁斗は「沖縄は子供と3人で行こうな」と言ってくれた。
食事の後片付けをしようとしたら郁斗は俺がすると言って洗い物までしてくれた。
郁斗の過保護が始まった。
「美寿々風呂湧いたぞ」
「郁斗先に入って良いよ」
「何言ってるんだ?一緒に入れよ」
「え?」
一緒に?
無理だよ一緒に入るなんて恥ずかしすぎる。
「郁斗一人で入って…」
「ダメ!これからは毎日一緒に入るよ」
「どうしたの急に?一緒って…恥ずかしいから…」
顔を赤くして俯いていると
「今さら恥ずかしくないだろ?それに滑って転んだりしたら大変だからな?さぁ」
郁斗は私の手を引いて浴室まで行くと服を脱がされ体まで洗ってくれた。
湯船に二人で浸かり後ろから抱き寄せられる。
「一緒に入ると、俺やばいなぁ…」
「やばい?」
「うん…暫くエッチ出来ないんだよな…」
「……」
「いつから出来るのかな?…」
お医者さんに聞いてみる?
でも…なんか聞くの恥ずかしいし…
自分で調べてみようかな?っと思っていると、郁斗が
「お腹の子になんか合っては大変だからな?生まれて来るまで我慢するよ!美寿々の事好きになってから何年も我慢してたんだからな10ヶ月やそこら我慢なんて大したことないな?」と笑ってる。
郁斗有難う…
カーテンを開けると一面真っ白。
「うわぁー」と歓喜の声を上げる。
「ホワイトクリスマスだな?」と郁斗が後ろから抱き寄せてくれる。
「ごめん…起こしちゃった?」
「いや、目覚ましてたよ」と私の首筋に唇を這わせる。
「ん……ダメ…」
「今日、店定休日だろ?」
郁斗はキスをしながら器用にパジャマのボタンを外す。
「うん…ぁ…いく…と…仕事…でしょ…」
「昼からだから大丈夫」
郁斗に抱えられベットに戻る…
2人で遅めの朝食を摂る。
「郁斗、仕事はいつ迄?」
「あぁ30日まで、年明けは3日から仕事。美寿々は店いつまで?」
「29日までで、年明けは3日までお休み」
「そうか、はいこれクリスマス・プレゼント」
「え?」31日発の沖縄への航空チケットだった。
「ちょっと日にち短いけど行こう」
「嬉しい。初めてだね?郁人と旅行行くの、お母さんも行けると良かったのにね?」
「美寿々…」
郁斗はがっかりしてるみたい?
「ん?どうしたの?」
「あのさぁお袋を大事にしてくれるのは嬉しいけど、もっと二人の時間もっと楽しもうよ?おれお袋にヤキモチやきそう…」
「え?ごめん…」
「まぁ良いよ美寿々が優しいのは知ってるからさ」と微笑む。
「で、美寿々は今日は何するの?」
「うん…ちょっと行きたい所があるから出掛ける」
「そっか気をつけて出かけろよ?足元滑るからな」
「うん」
郁斗が仕事に行くのを見送ると私は病院に出掛けた。
「おめでとうございます。妊娠7週目ですね」と先生に言われる。
やっぱり…
最近胃がムカムカするし生理が遅れていたからもしかしてと思って産婦人科で診てもらった。
郁斗喜んでくれるかな?
病院の帰りに買いもをして帰ろうと街を歩いているとベビーショップのウインドに飾られたベビー服に目が行く。
「可愛い」
まだ膨らんでもいないお腹を触る。
「あなたは男の子それとも女の子?ううん…どっちでも良いよ元気に生まれて来てくれたら」
今日はお鍋にしようと野菜やお肉を買ったら重たくて大変だった。
「あー重たかった」
少し休憩しよう。
ソファーに横になると眠気が襲ってきて少しだけと思っていたら体を揺すられた。
結構な時間寝てしまったようだ。
「美寿々、こんな所で寝てると風邪引くぞ?」
「郁斗お帰りなさい。早かったね?すぐにご飯の用意するから」
「今日はなに?」
「クリスマスだけど鶏団子鍋だよ」と笑う。
「七面鳥の丸焼きじゃなくて鶏団子鍋か」と郁人も笑う。
「鍋のシメはやっぱり雑炊だよな?」っと郁斗は言って鍋を空っぽにした。
「郁斗、あのね…」
「ん?どうした?」
「えーと…赤ちゃんできたみたい」
「みたい?」郁斗は首を傾げる。
「ううん…赤ちゃん出来た」
「マジ?」
「郁斗…どうしよう?」
「どうしよう?って、美寿々何言ってるんだよ?産むに決まってるだろ?最高のクリスマス・プレゼントだよ」
「良いの?」
「バカ、いいに決まってるだろ?」
郁斗は椅子から立ち上がると私の元へ来て抱きしめてくれた。
そして「俺の子を産んでくれ」と耳元で囁いた。
私は「うん」頷いた。
「美寿々、あんな重たい買い物したらダメじゃないか!?」
「はい、気を付けます…」と肩をすぼめた。
「沖縄の旅行キャンセルしなきゃな」
「えー行けないの?」
キャンセルと言われがっかりする。
「当たり前だろ妊娠してるのに飛行機に乗れないだろう?」
「はーい…」と肩を落とす私に郁斗は「沖縄は子供と3人で行こうな」と言ってくれた。
食事の後片付けをしようとしたら郁斗は俺がすると言って洗い物までしてくれた。
郁斗の過保護が始まった。
「美寿々風呂湧いたぞ」
「郁斗先に入って良いよ」
「何言ってるんだ?一緒に入れよ」
「え?」
一緒に?
無理だよ一緒に入るなんて恥ずかしすぎる。
「郁斗一人で入って…」
「ダメ!これからは毎日一緒に入るよ」
「どうしたの急に?一緒って…恥ずかしいから…」
顔を赤くして俯いていると
「今さら恥ずかしくないだろ?それに滑って転んだりしたら大変だからな?さぁ」
郁斗は私の手を引いて浴室まで行くと服を脱がされ体まで洗ってくれた。
湯船に二人で浸かり後ろから抱き寄せられる。
「一緒に入ると、俺やばいなぁ…」
「やばい?」
「うん…暫くエッチ出来ないんだよな…」
「……」
「いつから出来るのかな?…」
お医者さんに聞いてみる?
でも…なんか聞くの恥ずかしいし…
自分で調べてみようかな?っと思っていると、郁斗が
「お腹の子になんか合っては大変だからな?生まれて来るまで我慢するよ!美寿々の事好きになってから何年も我慢してたんだからな10ヶ月やそこら我慢なんて大したことないな?」と笑ってる。
郁斗有難う…