今のままで
今のままでも幸せ…
郁斗の腕の中で郁斗の肌のぬくもりを知ってしまった私は郁斗から離れられるだろうか…
「美寿々?」
「…なに?」
「式は3月にしたよ来週たっちゃんのホテルに式の打ち合わせに行こう?」
「ちょっと待って式って結婚式の事?」驚いて顔を上げる。
「もちろん結婚式以外ないだろう?入学式も卒業式も済んだだろ?入社式はまだだけどそれはないだろ?ん?何か学校いくか?」
郁斗はわざと真面目な顔をして話す。
「もう冗談はいいから!」
私が怒って言うと郁斗はアハハと笑い「悪い悪い」と言う。
「郁斗…私…今のままで幸せなの…だから結婚しなくても…」
「美寿々それは俺が無理なんだ。俺は美寿々と結婚したいし日本中に美寿々と結婚するって言っちゃったしな?いや…海外にも中継されてる今更結婚しませんなんて言ったら俺かっこ悪いじゃんアハハ」と楽しそうに話す。
「そんなー…」
今度は真面目な顔して
「美寿々がおじさんやおばさんに対して自分のした事が未だに許せないでいるのは知ってる。おじさんやおばさんの愛情を信じれなかった自分が家族を持てはいけないと思ってる事も」
郁斗…
「だがそれは違う美寿々が幸せになる事をおじさんもおばさんも願っているはずだ。自分達の愛した娘が自分の気持ちに蓋をして幸せになろうとしないなんてそれこそ親不孝な娘だよ」
「いく…と…わ…わたし…」涙が溢れてきて言葉にならない。
「美寿々は俺の事好きなんだろ?さっきあれほど俺の事愛してると言ってくれただろ?」
好きな人に初めて抱かれ幸せだった。
意識が朦朧となる中愛してると自分の気持ちをなんども告げた。
「幸せになろう?」
私はただ頷いた。
なんども…
そして郁斗に再び抱かれた。
目を覚ますと郁斗の腕の中にいた。
郁斗と目が合い恥ずかしくなり郁斗の胸に顔を伏せる。
「美寿々おはよう」
「お…おはよう」
「美寿々?朝からそんなにくっつくと我慢できないんだけど?店休みにする?」
慌ててベットの横のサイドテーブルの時計を見ると5時だった。
「嘘?ダメ!」
慌ててベットから飛び出して自分が裸だという事に気づく。
「キャッ」慌ててベットの中に戻り頭まで布団を被った。
「アハハいい眺めだったよ」
「もう郁斗のバカ」
「シャワー浴びてきたら?それとも一緒に浴びる?」
一緒に浴びるなんて無理に決まってるじゃん
「郁斗先にシャワー浴びて来て」
「そう?じゃ浴びてくる」
郁斗はベットを出た勿論郁斗も裸だから私は布団を頭まで被ったまま…
そしてバスルームの扉が閉まる音がすると私は慌てて床に散らばった下着を着け洋服を着るとバスルームに向って郁斗に声を掛ける。
「郁斗、私部屋に戻るから」と言うと玄関に向かい扉を少し開けて廊下に顔だけを出す。
誰も居るわけないのだが、居ないことを確認して急いで自分の部屋に戻る。
「美寿々?」
「…なに?」
「式は3月にしたよ来週たっちゃんのホテルに式の打ち合わせに行こう?」
「ちょっと待って式って結婚式の事?」驚いて顔を上げる。
「もちろん結婚式以外ないだろう?入学式も卒業式も済んだだろ?入社式はまだだけどそれはないだろ?ん?何か学校いくか?」
郁斗はわざと真面目な顔をして話す。
「もう冗談はいいから!」
私が怒って言うと郁斗はアハハと笑い「悪い悪い」と言う。
「郁斗…私…今のままで幸せなの…だから結婚しなくても…」
「美寿々それは俺が無理なんだ。俺は美寿々と結婚したいし日本中に美寿々と結婚するって言っちゃったしな?いや…海外にも中継されてる今更結婚しませんなんて言ったら俺かっこ悪いじゃんアハハ」と楽しそうに話す。
「そんなー…」
今度は真面目な顔して
「美寿々がおじさんやおばさんに対して自分のした事が未だに許せないでいるのは知ってる。おじさんやおばさんの愛情を信じれなかった自分が家族を持てはいけないと思ってる事も」
郁斗…
「だがそれは違う美寿々が幸せになる事をおじさんもおばさんも願っているはずだ。自分達の愛した娘が自分の気持ちに蓋をして幸せになろうとしないなんてそれこそ親不孝な娘だよ」
「いく…と…わ…わたし…」涙が溢れてきて言葉にならない。
「美寿々は俺の事好きなんだろ?さっきあれほど俺の事愛してると言ってくれただろ?」
好きな人に初めて抱かれ幸せだった。
意識が朦朧となる中愛してると自分の気持ちをなんども告げた。
「幸せになろう?」
私はただ頷いた。
なんども…
そして郁斗に再び抱かれた。
目を覚ますと郁斗の腕の中にいた。
郁斗と目が合い恥ずかしくなり郁斗の胸に顔を伏せる。
「美寿々おはよう」
「お…おはよう」
「美寿々?朝からそんなにくっつくと我慢できないんだけど?店休みにする?」
慌ててベットの横のサイドテーブルの時計を見ると5時だった。
「嘘?ダメ!」
慌ててベットから飛び出して自分が裸だという事に気づく。
「キャッ」慌ててベットの中に戻り頭まで布団を被った。
「アハハいい眺めだったよ」
「もう郁斗のバカ」
「シャワー浴びてきたら?それとも一緒に浴びる?」
一緒に浴びるなんて無理に決まってるじゃん
「郁斗先にシャワー浴びて来て」
「そう?じゃ浴びてくる」
郁斗はベットを出た勿論郁斗も裸だから私は布団を頭まで被ったまま…
そしてバスルームの扉が閉まる音がすると私は慌てて床に散らばった下着を着け洋服を着るとバスルームに向って郁斗に声を掛ける。
「郁斗、私部屋に戻るから」と言うと玄関に向かい扉を少し開けて廊下に顔だけを出す。
誰も居るわけないのだが、居ないことを確認して急いで自分の部屋に戻る。