運命の出会いって信じますか?
英輔の声に私は自分の指を手にして、首を正面に戻した。

そしてつぶっていた目をうっすらと開ける。

「華、めちゃくちゃエロい。」

「ん~…。」

あんなに何度も身体を重ねたはずなのに…。

信じられないくらい感じてしまう自分に戸惑ってしまう。

久しぶりだからだろうか。

でもそんな事をどうでも良いくらい私の身体を知り尽くした英輔の刺激が次々と襲ってくる。

少しまどろみかけた私の身体が抱き起された。

向かい合って座っている私達。

「触って。」

英輔は自分の身体の中心に私の手を持っていく。

「えっ、英輔?」

あまりに硬くなっている事に私は驚く。
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