運命の出会いって信じますか?
「華、愛している。お前が欲しくてしょうがない。初めての時と同じだ。」
私は英輔を自分の身体の中心に導いた。
「うっ…。」
私がうめくと、一瞬英輔は心配そうな顔をした。
「華も久しぶりだよな。」
「増本君にちゃんと聞いているでしょう?私には英輔しかいないんだから。」
私は私の中の英輔を感じて、たまらなくなってその肩に抱きついた。
私達の身体は隙間がなくなり、お互いの身体の熱がお互いを刺激し合っている。
「身体は大丈夫か?」
優しく英輔が耳元で囁く。
「…気持ちいい。」
私の一言に、英輔は安心したように微笑む。
「華の中は温かい。」
「英輔…。」