運命の出会いって信じますか?
「今のキスで許してやる。あんな奴に気を許すなよ。華のそばに居るのは俺だけで充分だ。」

最近本当に英輔が甘い。

つき合いが長いけど、きっと今が一番ラブラブという奴かもしれない…。

「8年も経って、30歳になったというのにね。」

思わず出た私の言葉に英輔が反応した。

「だから今日はあの遊園地に行きたいんだ。」

英輔の手が優しく私の頭を撫でた。

「俺達の始まりの場所だから。」

















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