運命の出会いって信じますか?
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無事に私の実家で挨拶を終えると、英輔はタイへ飛びだっていった。
うちで両親と柏木さんとお姉ちゃんが待っていたのは想定外だったけど。
どうも柏木さんは私達が来る前に、お姉ちゃんとの結婚の挨拶を済ませたらしい。
同じ日に二人の娘の相手が挨拶に来る事になってしまった両親は嬉しいやらびっくりするやらで、私達が着いた後でも興奮気味だった。
柏木さんが空港まで車を出してくれる事になった。
これも柏木さんとお姉ちゃんの思う壺だったみたい。
「これで俺達兄弟ですね。」
嬉しそうに後ろの座席に私と座っている英輔が運転席の柏木さんに話しかける。
「これからもよろしくね、英輔君。俺も下の名で呼んでくれよ。」
本当に嬉しそうに柏木さんが笑った。
「お兄さんじゃダメですかね?」
英輔も嬉しそうに笑う。
うちで両親と柏木さんとお姉ちゃんが待っていたのは想定外だったけど。
どうも柏木さんは私達が来る前に、お姉ちゃんとの結婚の挨拶を済ませたらしい。
同じ日に二人の娘の相手が挨拶に来る事になってしまった両親は嬉しいやらびっくりするやらで、私達が着いた後でも興奮気味だった。
柏木さんが空港まで車を出してくれる事になった。
これも柏木さんとお姉ちゃんの思う壺だったみたい。
「これで俺達兄弟ですね。」
嬉しそうに後ろの座席に私と座っている英輔が運転席の柏木さんに話しかける。
「これからもよろしくね、英輔君。俺も下の名で呼んでくれよ。」
本当に嬉しそうに柏木さんが笑った。
「お兄さんじゃダメですかね?」
英輔も嬉しそうに笑う。