運命の出会いって信じますか?
英輔もあれから気になって仕方がないんだろう。

-今は家に居る。もう少ししてから行ってくる。-

私はそれだけ英輔にラインを送った。

英輔はなかなかうるさい夫&父親になりそうだ。

お弁当を食べながら、これからの事をいろいろ考えていた。

どれくらい時間が経ったんだろう。

ピンポーン。

「ん?誰だろう。何かのセールスマン?」

普段こんな時間に家に居ない私には見当がつかない。

私はブツブツ言いながら、玄関へ向かう。

「華。」

ドアを開けると、そこには…。

「どうして英輔がこんな所に居るの?」

あまりにも想定外の出来事に、私はただつぶやいた。

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