運命の出会いって信じますか?
ずっときれいで何でも出来るお姉ちゃんにコンプレックスを感じてきた私はちょっと驚く。
「まあ、姉妹でも性格は違うって事だ。それぞれが良いように育てたらいいんだ。育児に正解は無いからな。」
お父さんの意外な言葉に、私はお姉ちゃんと顔を見合わす。
そこで私のスマホが着信を伝えた。
それは英輔からのメール。
「4時ぐらいに名古屋に着く飛行機に乗れるって。」
私はお兄さんに伝えた。
「了解。それぐらいに空港に着くようにここを出るよ。」
お兄さんが子供達と遊びながら、返事した。