恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「あのなー、小学生はこんなことしねえだろ？」



そして腰と後頭部に腕を回した晴希さんは、押し付けるように唇を重ねる。


そのまま咥内に滑り込ませてきた舌は、さっきよりも遥かに激しく動き回り、呼吸すら儘ならなくなってくる。


しかも、腰に回っていた手はスカートの裾から入ってきて、今度はそのまま下着の上から刺激を与えてきた。



「んんんっ！」



目の前の胸を押し返そうとするけれど、もう片方の腕でがっしりとホールドされていたらしく、全く動いてくれない。


咥内で感じる刺激と、指先から与えられる快感とで、いつの間にかあたしの身体は熱をもってきていて。



「はっ……んっ……」



こんなところでこんなこと……って思っていたのに、気づけばあたしの身体は晴希さんによって一気に昇り詰めてしまっていた。
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