恋の魔法と甘い罠Ⅱ
朔はいつもいつもあたしのことを考えて先回りして助けてくれる。
あたしが朔と二人きりでいられないって言うのをわかっているから、ちゃんと他の頼れる存在に繋げてくれて……。
やっぱりあたし、そういう朔のことが好きだなーって、カッコイイなーって思うよ。
今はもう恋愛感情のそれではないけれど。
そんなことを考えていたら、バッグの中でスマホが鳴り出した。
もしかして晴希さん!?
そう思って慌ててスマホを取り出したけれど、画面に表示されていたのは……
「彩未だ」
きっと琉生から聞いて慌ててかけてくれたんだ。
親友の優しさをしみじみと感じながら、画面上で指をスライドさせた。
あたしが朔と二人きりでいられないって言うのをわかっているから、ちゃんと他の頼れる存在に繋げてくれて……。
やっぱりあたし、そういう朔のことが好きだなーって、カッコイイなーって思うよ。
今はもう恋愛感情のそれではないけれど。
そんなことを考えていたら、バッグの中でスマホが鳴り出した。
もしかして晴希さん!?
そう思って慌ててスマホを取り出したけれど、画面に表示されていたのは……
「彩未だ」
きっと琉生から聞いて慌ててかけてくれたんだ。
親友の優しさをしみじみと感じながら、画面上で指をスライドさせた。