恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「妊娠検査薬」
「ええっ!?」
「『ええっ!?』じゃないの! 今まで吐いたことないのに吐いて、しかも二ヶ月来ていないんでしょ? 可能性大だよ?」
「……」
彩未から受け取りながらじっとその箱を見つめる。
もしかして、妊娠してるってこと?
「とりあえず検査しといで。内袋から出して、先の方に尿をかけるだけだから。二ヶ月来ていないなら、きっとすぐに反応出るよ」
「……うん」
そのまま立ち上がって、ついさっき出てきたばかりのトイレに向かった。
便座に座りながら彩未に言われたように内袋を開ける。
体温計のような形をしているそれをじっと見つめたあと、どきどきしながら検査した。
「ええっ!?」
「『ええっ!?』じゃないの! 今まで吐いたことないのに吐いて、しかも二ヶ月来ていないんでしょ? 可能性大だよ?」
「……」
彩未から受け取りながらじっとその箱を見つめる。
もしかして、妊娠してるってこと?
「とりあえず検査しといで。内袋から出して、先の方に尿をかけるだけだから。二ヶ月来ていないなら、きっとすぐに反応出るよ」
「……うん」
そのまま立ち上がって、ついさっき出てきたばかりのトイレに向かった。
便座に座りながら彩未に言われたように内袋を開ける。
体温計のような形をしているそれをじっと見つめたあと、どきどきしながら検査した。