恋の魔法と甘い罠Ⅱ
◇
「どうだったの!?」
トイレから出ると、すぐそこにいた彩未。
彩未がさっき言っていたように浸透すると同時に、陽性といわれる場所に線が出た。
それを彩未に見せると、ぱっと輝いた彩未の顔。
「おめでとう!」
そう言ってぎゅっと抱きついてきた。
「……どうしよう」
「え? 何が?」
「だって……」
「二ヶ月後に結婚するんだよ? どうしようもなにもないじゃん! “やったー”って喜んでいいところだよ」
「そう、かな」
晴希さんとの赤ちゃんがお腹にいるんだと思うと、本当は物凄く嬉しい。
でも今の状況でこんなことになってしまって、本当に大丈夫かなって思ってしまう。
「どうだったの!?」
トイレから出ると、すぐそこにいた彩未。
彩未がさっき言っていたように浸透すると同時に、陽性といわれる場所に線が出た。
それを彩未に見せると、ぱっと輝いた彩未の顔。
「おめでとう!」
そう言ってぎゅっと抱きついてきた。
「……どうしよう」
「え? 何が?」
「だって……」
「二ヶ月後に結婚するんだよ? どうしようもなにもないじゃん! “やったー”って喜んでいいところだよ」
「そう、かな」
晴希さんとの赤ちゃんがお腹にいるんだと思うと、本当は物凄く嬉しい。
でも今の状況でこんなことになってしまって、本当に大丈夫かなって思ってしまう。