恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「何だよ、発散って。やってられないって」
「ははは、そんなに怒んなよ。言葉のあやだろ?」
「……」
相変わらずムッとしている晴希さんを見ていたら、自然と口許が緩んできて。
「玲夢も何笑ってんだよ」
さらに唇を尖らせる晴希さんがとても可愛く見えてくる。
「晴希さんのことが好きだなって思ったの」
「!」
あたしの言葉に大きく瞳を見開いた晴希さんは、次の瞬間頬をほんのりと赤く染める。
「突然、何言ってんだよ」
手の甲を口許に当てながらふいっと顔をそらした晴希さんに、また愛しさが募る。
何だか立場がいつもと逆になっている気がしてさらに頬が緩んできたけれど、また怒られそうな気がして慌ててそれを引っ込める。
「ははは、そんなに怒んなよ。言葉のあやだろ?」
「……」
相変わらずムッとしている晴希さんを見ていたら、自然と口許が緩んできて。
「玲夢も何笑ってんだよ」
さらに唇を尖らせる晴希さんがとても可愛く見えてくる。
「晴希さんのことが好きだなって思ったの」
「!」
あたしの言葉に大きく瞳を見開いた晴希さんは、次の瞬間頬をほんのりと赤く染める。
「突然、何言ってんだよ」
手の甲を口許に当てながらふいっと顔をそらした晴希さんに、また愛しさが募る。
何だか立場がいつもと逆になっている気がしてさらに頬が緩んできたけれど、また怒られそうな気がして慌ててそれを引っ込める。