恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「ありがとう」
「ん? 何で?」
「『FLOWER RAIN』に来てくれたでしょ? それに、もやもやをなくしてくれた」
「もやもや?」
「うん」
いくら晴希さんのキスシーンを見てしまったとはいえ、朔と二人で飲みに行ったことは明らかにあたしが悪いのに、晴希さんは責めずにいてくれた。
といっても、『男と飲みに行くなって言ったよな? しかも二人で……なんて、すっげー気分わりぃんだけど』とちょっぴり不満をぶつけられちゃったけど。
それでもその程度で済んだのはきっと晴希さんが我慢してくれたから。
「ん? 何で?」
「『FLOWER RAIN』に来てくれたでしょ? それに、もやもやをなくしてくれた」
「もやもや?」
「うん」
いくら晴希さんのキスシーンを見てしまったとはいえ、朔と二人で飲みに行ったことは明らかにあたしが悪いのに、晴希さんは責めずにいてくれた。
といっても、『男と飲みに行くなって言ったよな? しかも二人で……なんて、すっげー気分わりぃんだけど』とちょっぴり不満をぶつけられちゃったけど。
それでもその程度で済んだのはきっと晴希さんが我慢してくれたから。