恋の魔法と甘い罠Ⅱ
「もう『鮎川』じゃねーのに」
拗ねたようにそう言う晴希さんが凄く可愛くて思わずぷっと吹き出す。
「何笑ってんだよ」
「だって」
「『だって』じゃねーの」
そう言うと、あたしの両頬を親指と人差し指で摘まんで外側にびよ~んと引っ張る。
「いひゃい!」
そう叫ぶあたしに、晴希さんは盛大に吹き出した。
そんなあたしたちを見て、榊部長も笑い始めて。
というか、周りにいる人たちみんなが笑い出す。
「は、はふひはっ!」
いまだに頬を摘ままれたままだから声を出しても何を言っているのか伝わらなくて。
晴希さんはさらに笑い出す始末。
拗ねたようにそう言う晴希さんが凄く可愛くて思わずぷっと吹き出す。
「何笑ってんだよ」
「だって」
「『だって』じゃねーの」
そう言うと、あたしの両頬を親指と人差し指で摘まんで外側にびよ~んと引っ張る。
「いひゃい!」
そう叫ぶあたしに、晴希さんは盛大に吹き出した。
そんなあたしたちを見て、榊部長も笑い始めて。
というか、周りにいる人たちみんなが笑い出す。
「は、はふひはっ!」
いまだに頬を摘ままれたままだから声を出しても何を言っているのか伝わらなくて。
晴希さんはさらに笑い出す始末。