恋の魔法と甘い罠Ⅱ
真っ白なタキシードを着た晴希さんがあまりにもかっこよすぎて、ずっと見ていたい衝動にかられてしまったなんて、この場では非常に言いづらい。
けれど、そんなあたしの心を読んだかのように彩未が話し始めて。
「あまりのかっこよさに見惚れているんだよねぇ」
「な、何で!?」
「わかったの? って?」
その言葉に何度もこくんこくんと頷く。
「玲夢の顔を見てれば一目瞭然だよ。わかりやすすぎだもん」
「だよなぁ」
「!」
彩未だけじゃなく琉生までそう言うのを聞いて、まさか顔に出ているなんて思わなくてめちゃめちゃ慌ててしまった。
けれど、そんなあたしの心を読んだかのように彩未が話し始めて。
「あまりのかっこよさに見惚れているんだよねぇ」
「な、何で!?」
「わかったの? って?」
その言葉に何度もこくんこくんと頷く。
「玲夢の顔を見てれば一目瞭然だよ。わかりやすすぎだもん」
「だよなぁ」
「!」
彩未だけじゃなく琉生までそう言うのを聞いて、まさか顔に出ているなんて思わなくてめちゃめちゃ慌ててしまった。