零 Ⅰ ーzeroー暗ヤミに包マレタヒミツ ※毎日更新中

李玖はまだ、食べてる、、、。


今のうちに学校行こ。


鞄は玄関にあるし、すぐに出れる!


説得できるかわかんないけど、いざ
出陣!!!


「、、、李玖。」


「ん?」

味噌汁を飲みながら、視線だけ
向けてきた。


よし!今だ!!


「、、、あたし、日直だった!!
やばい!遅刻する!だから早く行くね!」


「は?ちょっ!?」


そう早口で捲し立てると、
椅子を降りて玄関へ向かった。

「養父さん、行ってきます!」

四季さんの挨拶も忘れずに、
玄関のドアがあと少しだ。


バンッ


< 30 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop