飴が降る日に
「あーーーーーっ」ビクッ
いきなり後ろから叫び声が聞こえて俺は…

「いってぇえーー」

木に頭をぶつけた。

「テメェー 今なに食べたんだゴラァア」

中学生のように見える金髪の外国人?は俺の襟をつかんでそうほえてきた

「飴ちゃん食べたなぁあ出せぇえ」


俺はビックリしながらそいつに吐き出した飴をみせた。


「……………テメェーこれ舐めたりしたかぁ?」

「ああ」
そう答えた瞬間そいつはポケットからナイフを出し俺に突きつけた。

「テメェーを今すぐ処理する」

「はぁ?…なにいって…グサッ!!!!!!」

俺がしゃべりきる前にそいつはナイフで俺を刺した。
…………………………………………………………うっつっ…俺…死んだ………………………………
「やっぱり もう薬がまわっちまったかぁ」……………………………………さっきの…中学生の声……「おいテメェー起きろ」」っ……………………俺…死んだんじゃねぇの?……
「おい起きろって言ってんだろ」

そいつがそうほえるとほっぺたをべちっちべっち叩いてきた。
「イテ イテ イテーよ!」って あれ? なんで俺…生きてんの?…

不思議そうな顔をしていた俺にそいつは。

「テメェーはこんくらいじゃ 死なねぇ体になっちまったんだよ」

「えっ」…驚いてる俺にそいつは…
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