社長の溺愛

今日は、会社からまっすぐ向かおう、最初の日に行ったホテルでご飯だから、ドレスとか持って、ホテルのトイレで化粧だな。


就業時間が過ぎて、急いで帰る支度をして会社を出た。 ホテルのトイレで急いで着替えして、化粧して最上階のレストランに向かった。


エレベーターを降りて、歩いていたらカップルがこちらに向かってきた
すれ違う時に
「普通、ホテルのレストランを貸しきりにするか？ 一体、いくらかかるんだよ、こっちは、久しぶりに食べたいと思ってきたら貸しきりって...」

そんな声が聞こえてきた...

パパ貸しきりにしちゃったの？

隣の女性と目があって、なんだか悪いような気になったなってお辞儀をした
女性は「あっ、貸しきり」の言葉と同時に

パパが「麗美～遅いから迷子になっちゃったのかと思ったよ」
「パパ」と言うと、心配そうに駆け寄ってきて、腕をくみながら早くと急かすので振り返えることもできずその場を後にした。