社長の溺愛
ポーラの考え
ポーラは俺の秘書だが

俺の事はお構いなしに
何処かに行って帰って来ない日が続いたある日...


「拓也に、新しい秘書を見つけといたわぁ~」

「はぁ、お前で充分だろう」

「私もぉ、そろそろ婚活したいしぃ~
せっかく日本にいるしぃ~楽しみたいのよぉ~」

「お前、仕事しにきたんだろ?」

「違うわよぉ、婚活がメインで仕事はサブよぉ」

「ぬけぬけと、何を言ってるんだ」

「大丈夫、ちゃんと、いい子を見つけといたから♪ 明日から来るからねぇ」

「俺の許可は?俺はいらない、一人の方がしやすいからな」

「もぉ、頑固者。でも、なかなかいいのよ、フランス語とかドイツ語とか話せるしぃ」

「..............」

「拓也~ドイツとかにも進出したいって言ってたじゃない~私もぉ、拓也もぉはなせないしぃ、どう?」

「お前がそこまで言うなら考えてみる」

「じやぁ、そういう事でぇ~バァーイ」


あいつ、俺の足元みやがったな

まぁ、気に入らなかったら

それは仕方ない
そうだ仕方ない

明日、気に入らなかったって言えばいいか
< 25 / 155 >

この作品をシェア

pagetop