社長の溺愛
「あらぁ、いらっしゃいぃ~
拓也付の秘書のポーラよぉ~」

「本日付で秘書課に異動になりました、山口麗美です。
ご迷惑をお掛けすると思いますが、精一杯頑張らせて いただきますので、ご指導よろしくお願いいたします 。」


「やぁ~ねぇ~、堅苦しいわよ。麗美ちゃん♪」

軽っ
「.......」


「それに、初めましてじゃないわよぉ~」


「あっ、秘書課っていっても、私一人だからぁ~気兼ねはいらないわよぉ~」

えっ、何処かであったかなぁ~
思います出せない

「...ハイ...」

「拓也はぁ、あのドアの向こうよ
さぁ、行きましょう~」

「はい」

あ~緊張してきた
ヤバイ
なんて挨拶すればいいの
なんて
なんて

「大丈夫よ、わたしも隣にいるからぁ
さぁ、笑顔よ♪」

ポーラさんて、人の心が読めるみたい

私の不安な気持ちを察して優しい言葉をくれて、まるでママみたい ありがとうございます

心の中でお礼をいっていたら、いつの間にか社長室の中にいた



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