社長の溺愛
はがゆいポーラ

☆ポーラ


ゴンっ


あっ、たったたた....

麗美ちゃんがこっちに向かってた事、分からなかったわぁ
もしかして、覗いてたのバレたかしら...

「ポーラさん...」

バレてないわね、良かったぁ~
ここにいることツッこまれないように

「大丈夫...」

まっ、本当にぶつけた所は大丈夫なのよねぇ~なんせ石頭だもの私ぃ~

でも麗美ちゃん、かなり心配してくれてるわねぇ~優しい♪覗いてたのバレたら、引かれちゃうわねぇ~

「ありがとう...」


これからは、もっと探偵業を学ばなくちゃ~


チラッと麗美ちゃんをみてみれば
お顔が百面相のようにコロコロ変わってるわぁ~

もしかして、拓也とぶつかった時の事でも思い出してるのかしらぁ~
まずいわねぇ~ あの時の拓也の態度...ヒドイとしか言い様ないのよねぇ~ でも噂になってないから話してないのね、きっと...

それとも、そんな話をするお友達とかいないのかしらぁ~
眼鏡で隠しちゃうぐらいだものねぇ~

でも、これからはきっと沢山出来るわね♪
なんてったって、すっごくイイ子だものぉ

< 61 / 155 >

この作品をシェア

pagetop