社長の溺愛

あら、拓也~麗美ちゃんに会いたくて来ちゃったのかしらぁ~

「今日の...」


あっ、毎朝恒例の予定確認ねぇ~照れてるのかしらぁ~

「今日はぁ~...」


でも、よく見ると顔も赤くないしぃ、照れてる感じしないわねぇ~
どちらかというと、何か置物でも見てる感じねぇ~

何かつまらないわぁ~

「あらぁ、私はぁ~...」


ナイスアイデア♪
だって、今あからさまに私が付いてこいって言いそうだったものぉ~

拓也の声にかぶせて、遮ってやったわぁ


まっ、本当にランチデートがあるのよねぇ~
いい相手では、ないけれど....


麗美ちゃんにも、一緒にってお願いしたしぃ~♪♪♪




やだっ!
麗美ちゃんの視線...
私を、蔑んでる感じぃ~

なぜかしらぁ?


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