TABOO【短編】
said 祐
好きな奴と結ばれない想い…
神様にわかるだろうか?
愛してる奴と結ばれることない気持ち………。
「瑛地じゃねーか」
コンビニてばったり会った瑛地。
「えっ!ぁ…祐…」
少しながれたぎこちない空気で俺はすぐにピンときた。
俺はすぐに瑛地の妻、一華のところに走った。
「どうしたの?祐??」
「えっと……」
息切れを深呼吸しながら落ち着かせる。
たぶん、一華も知ってるんだな。
「瑛地さ…今、他の女のところにいるだろ」
「祐…なんで知ってるの?」
いつからだろう。
一華が瑛地と一緒になってからの3年でなにが変わったのだろう。
一華のことを本当に好きだった瑛地なのに……
「アホかっ!!あいつわかりやすいからすぐわかんだよっ」
一華は2歳ちがいの俺の妹。
秘密を共有する、たった1人の……