不思議の国の帽子屋
紙切れにはこう書いてあったぜ。


『もう嫌だ!どいつもこいつも自己中過ぎだ!
俺はもう国を出る。捜さなくても結構だ。
悪いな、眠りネズミ』


れ?俺は?


とかちょっと思った。


若干、若干な?目潤んだ。


まぁ置いといて……














それから走って城まで来て報告した。


……。


俺の話はこれで終わり。


はぁ〜、つっかれたぜ〜。


そこのスペード、お茶淹れろよ……。





「おい、淹れてやれ。……次っ!早よう連れて参れ!」
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