その瞳をわたしに向けて
そうゆうのって軽く思うんだけど違うの?

少し顔を歪ませた美月にじゃあ、と提案してきた

「4人でならいい?」

「えっ、4人?」

「俺と瑠璃子ちゃん、あと清宮ちゃんと松田」


「!!」


コーヒーを入れる手を止めてしまった

「それなら行きたいでしょ、俺が松田誘うからさっ」


はぁっ!? 
ちょっと待って、なんかそれってまるで松田さん連れてくる替わりに、瑠璃ちゃん連れてきてってこと?


「私が松田さんがいたらいいとか、そんな事思ってないですから」


「まあまあ、ただご飯食べに行くだけだよ、明日は週末だし明日さ。」


なんか絶対自分解釈してる

「……………明日は駄目ですよ、松田さん大阪支店に出張ですから」


「へっ、大阪?何あいつあっちのプロジェクトにも参加してんの?」


他の人の分と一緒に作ったアイスコーヒーを堀内に渡すと、一口飲んでそう言ってきた

「プロジェクト?」
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