その瞳をわたしに向けて
そして結局その日も松田の部屋に泊まって週末は一緒にすごした
付き合い始めても、美月のマンションに迎えにきた松田と鈴政へ行くシステムは変わらない
その後は松田の部屋に泊まって………
そんな日々がゆっくりと過ぎる
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夜中に目が覚めた美月は、サイドテーブルにあるスタンドライトを着けた
何となくそこにあった松田の眼鏡を取るとそれを覗き込んだ
「……なに、眠れない?」
隣で眠そうな声をして起きた松田が美月の頭を引き寄せる
「ごめんなさい、起こしちゃった……?」
ううーん……っと美月の方に身体を向けて肘を立て頭を持ち上げた