そして星は流れて消えた


望月先生と私は付き合っているんだよね?



私が先生に"好き"だと伝えたあの日。
先生は確かこう言ったはずだ。



『僕たち付き合いましょう』


って。



あれ?

もしかしたら夢?


それとも私の妄想?



あれは夢か現実か。
この2ヶ月間何度も考えた。


私は確かにこの耳で聞いたんだ。



でももし夢なら?
私の甘い妄想だったら?



先生に聞きたいけれど、ただの夢だったらと考えて聞くことができなかった。





本当に付き合っているのなら、
もっと恋人らしいことをしてみたいと思う。


例えば…キスとか?



先生とキス…あの唇とキスかあ。




つい妄想が膨らみ、顔が赤くなる。


そんなの幸せすぎるでしょ!!



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