そして星は流れて消えた

結局眠れなくて、いつのまにか午前2時だった。


御手洗いに行こうかな。


そう思い立って廊下に出たときだった。


「307号室です!急いでください!」

看護師の人が私を横切った。



307号室って、満月ちゃんの病室……?


まさか……


私は御手洗いのことを忘れて、
307号室へ向かった。




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