キミに出会うまで
飲み会自体は盛り上がったけど。
優樹と私は、微妙にギクシャクしてしまった。
「今日は遅いから、送るよ」
と言って一緒に帰ったけど、あまり会話もできなかった。
何か言うと、言い訳にしかならないような気がした。
でも、言わずにはいられなくて。
「優樹、傷つけてごめんね」
「仕方ないだろ、付き合う前のことなんか変えられないんだから」
「でも、優樹を悲しませたから」
「付き合ってるのに浮気したら許せないけど、そうじゃないだろ」
「うん、でも・・・」
「この話は終わり。
俺たちがもめたら、それこそアイツの狙い通りになるだろ」
「優樹は強いね」
「そんなことねーよ」
おやすみ、とおでこにキスして、優樹は帰って行った。
優樹と私は、微妙にギクシャクしてしまった。
「今日は遅いから、送るよ」
と言って一緒に帰ったけど、あまり会話もできなかった。
何か言うと、言い訳にしかならないような気がした。
でも、言わずにはいられなくて。
「優樹、傷つけてごめんね」
「仕方ないだろ、付き合う前のことなんか変えられないんだから」
「でも、優樹を悲しませたから」
「付き合ってるのに浮気したら許せないけど、そうじゃないだろ」
「うん、でも・・・」
「この話は終わり。
俺たちがもめたら、それこそアイツの狙い通りになるだろ」
「優樹は強いね」
「そんなことねーよ」
おやすみ、とおでこにキスして、優樹は帰って行った。