一目惚れの片想い
翌朝


無事に納期に間に合い

出荷した


森「ありがとうございました」


俺「いえいえ、本当、楽しかったんで」

吉「後日、打ち上げをしましょうか
 このメンバーでね」

米「いいですねえ」

広「じゃあ、俺が段取りますね!!」

吉「あれ?……本当、こいつよくこんなとこで寝れるなぁ」



鈴木さんは、物と物の隙間にすっぽり

そして、ヘンな格好で寝ていた


広「徹夜明けのお馴染みですね」

森「皆さん、ありがとうございました」


吉「わかっただろ?ひとりじゃない!
皆で、助け合って仕事してるんだよ!」

森「はい!!」


吉「さて、連れて帰るか…」


隙間から、鈴木さんを引き出し

軽々と抱き上げた


吉「俺、こいつの家知ってるんで
送って帰るね」



すごく、大切な人を抱えてる


そんなふうに見えたのは、ヤキモチ?


鈴木さんをこいつとか、お前とか呼ぶ


多分… 年下だからじゃない


もっと、昔から一緒にいたような


深い中なんだと、思った


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